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  >  Diary   >  DELF B1ですら落ちそうになった話。

さて、タイトルを気になって押してくれた方ありがとうございます!これは自戒のために書く、アホがDELF初受験したブログです。

大切なので結論から先に書きます。

DELFを受ける皆さん、必ず受験票は隅から隅まで読みましょう(じゃないと私みたいに冷や汗をかくハメになるよ)。

そもそも、B2を受けたかった

オンライン申し込みが始まったので、満を辞してDELFを受けよう!と思い、申し込みページへ。

実はB2を受けたかったのですが、見たらすでに満席になっており、でももうテスト受けないとフランス語の勉強に対するモチベーションが保てないのでとりあえずB1を受けておくことにしました。もはやこのモチベーションも崩れてどっかへいくわけですが、仕事もある中で頑張ってC1を受ける勇気と元気と時間はなかった。

楽勝と感じて油断する

とりあえず一度過去問をやってみたら思いの外B1簡単で、これ満点合格もできるのでは!?と思い(文章作成ある時点で無理)、残業も60時間そこそこしていたので、そこからかなり油断して勉強しなくなっていきました。当初の目的がもはや形骸化。

対策といえば、週に1回のフランス語の授業と気が向いたときにTV5mondeのB1聞いて問題解いてたくらい。あとは受験1週間前に過去問を2、3回分解きました。

以下が過去問が無料で手に入るサイトです。※もしかしたら被っているかも

試験当日、大失敗する

前日に受験票を印刷し(これはメールに大きく書いてあったので気づいた)、会場はアンスティチュっしょ〜神楽坂〜と思っていたら、まさかのリセフランセでびっくりでした。しかも朝も結構早くて事前にチェックしておいてよかった〜と思ってました。

・・・しかし、この後重大なチェック漏れが発生するのです。

校門で身分証と受験票をチェックしたあと、検温と消毒をして教室へ。教室の前には名前一覧が張り出してあり(個人情報ゆるゆるw)、サインをしてから、メモ用紙が置いてある席に自由に座ります。

試験担当の人が配ってくれたA4の小学校の学級便りみたいな紙質の問題用紙(しかも兼解答用紙)に、時間が始まったらどんどん記入していきます。人件費がかかるのはわかるけど、この時点でDELFってなんでこんな受験料高いの?と疑問がふつふつ。

B1は難しい表現や単語はあまり出てこないし、日常生活の範囲なのでそこまで難しくないです。加えて、PEの課題も海外で働きたいんだけどどう思う?みたいな内容で、どっかの過去問で以前見たことがあるようなものでした。フランス留学経験があれば勉強しなくてもほいっと受かると思います。テストのボーダーも各パート5点以上、全体で50点以上で低めなので。

さて、ここまでいくと順調じゃん、と思うじゃないですか。

何と私、試験終了後に気付きました。

みんながボールペンで記入していることを。

そう、わたくし初DELF、シャーペンで全て解答しました。

たしかに、受験前にみんな机にボールペンらしきものを出してるな〜とか、なんか修正テープの音がする、、、?とか、思ってはいたのですが、特に気にしてませんでした。気づいたときは冷や汗はんぶん、アホすぎる失敗にもはや面白さはんぶん。笑

受験票を細かく見てみたら、注意事項のところにきちんと「ボールペンでないと認めません」って書いてあったのでした。日本のテストぜんぶシャーペンだから油断してたけど、確かにフランスのテストってボールペンだよなあと、受けた後思いましたが後の祭り。笑

前に日本語検定全部ボールペンで書いたフランス人の友達もう笑えないじゃん、お金もったいな〜い、でもB1だからいいか〜とぐるぐる思いながら、途中にいた誘導係のひとにシャーペンで書いちゃったんですよおと泣きついたら、ボールペンじゃないとダメなんだと言われつつ、でも先生が採点するから多分0点になることはないと思うよ、と一縷の希望が。笑笑

もうあまり期待しないでおこうと思い、もはや半分やけくそで超リラックスして口頭試験を受験しました。女性フランス人の試験官でした。

自己紹介はさらっと今までの経歴と今している仕事を話し、質問は週末いつも何してるのー?と、最近旅行行った?ってやつでした。旅行は1週間前に京都に行ってたのでその話したら、試験前なのにコイツ京都いってたんかい、の意味でおそらく笑われました。

二つ目の会話は社長にフレックスタイムを導入してもらえるように交渉するには?を選びました。かなり食い下がってきて、フレックスタイム導入にあたってどんなメリットが私にあるわけ?みたいな質問に、うまく答えられなかったのが悔やまれる。時差で他の国と会議あるから無駄な残業抑えられるよーとか言えばよかったなあ。

三つ目のやつはなんも覚えてません。なんだったっけかなー。

結果

0か100かどちらかといった感じで、面白すぎてこのアホみたいな失敗をいろんな人に話していたのですが(会社の人にめちゃくちゃイジられた笑)、

結果90.5点で合格でした〜よかった!

これ、シャーペン効果で減点されてるか気になります。読解は満点の自信あったので、されてるかな〜?それとも単なるミスか〜?意外とリスニングがミスってたので、そこを強化しつつ、今後もフランス語の勉強頑張ります。

兎にも角にも、みなさんはDELF/DALFを受けるときにはボールペンを忘れないようにしてくださいね。シャーペンで解答してしまってこのブログにたどり着いたみなさん、安心してください。採点してくれますよ(先生によるのかもしれないけど)。

あと採点してくれた先生、本当にありがとうございます。ここに救われたアホがおります。

これを教訓に、6月にあるDELF B2はきちんと準備して臨みます!頑張ろうフランス語!!

フランス・パリに1年留学。ニューカレドニアで7ヶ月就労。現在は日本でOL生活。フランスが好き。フランス語勉強中。